GPS特別講習(2009年版の最新GPS講習テキストはこちら→最新GPS講習.pdf)
山で使うGPSについて
山でGPSを使用すると、歩いた軌跡が残せる。時刻データも記録される。
予め、カシミールでルートを作成してuploadしておけば、ルートナビも可能。
(カーナビと比べると、機能は、はるかに劣る。)
地図表示可能機種では、現在地も確認できる。(道迷い時の助けとなる。)
ただし、万能ではない事を認識しておく事。(急峻な沢筋では、衛星を捕捉できない。電池切れや故障時には、役に立たない。)
機種は、Garmin社のVistaHCx、colorado300等。単3電池(エネループ可)、UUD地図搭載可
使用GPS+地図
Garmin社 eTrex VistaCx
・microSDカード 1GB
・UUD 20m等高線地図
・エネループ単3(NiMH)本体価格:$259(wmj)
送料:$69.99(UPS)
税:\700
microSD:\1,399Garmin社 colorado 300
・SDカード 2GB
(microSD+SDアダプタ)
・UUD 20m等高線地図
・エネループ単3(NiMH)本体価格:$439(wmj)
送料:$69.99(UPS)
税:\1,200
microSD+アダプタ:\1,380アップアップダウン社(UUD)
日本詳細1:25000道路地図+トポ v1.2
(JAPANMAP25K1)\8,400(UUD)
地図データのアップロード
・GPS付属のCD-ROMからMapSourceをPCにインストールする。
・UUDの地図もPCにインストールする。
・PCに、microSD or SDカードを装着。
・MapSourceを起動して、Japan Topo 20m v2と、Japan Road 25000 and Topo v1を それぞれ、microSDに転送する。Transfer→Send To Device で、microSDカードを選択する。
・microSDをGPSに挿入する。
GPS初期設定
エネループを使用する場合は、バッテリーをNiMHにする。
単位をメートル法にする。
電子コンパスのキャリブレーション。水平に構え時計方向に2回転。
高度計のキャリブレーション。現在地の標高を設定。→GPSセットアップ参照
ルートデータの作成
・山行前に、カシミールを使ってルートデータを作成する。→詳細は、こちら参照。
・作成したルートデータをGPSへアップロードする。
(VistaCxの場合は、カシミールからアップロード可)
(coloradoの場合は、カシミールのメニューから、編集→GPSデータ編集で、GPSデータエディタを開き、アップしたいルートデータを選択し、マウス右ボタンで、ファイルへの書き出しを選択し、ファイルの種類で、GPXファイルを選択してPCに保存。coloradoを接続し、colorado本体のGarmin\GPXのフォルダに先程のGPXファイルをコピーする。→名前に注意)
トラックデータのダウンロード
・山行から帰ったら、トラックデータ(軌跡)をカシミールにダウンロードする。
(VistaCxの場合は、カシミールへダウンロード可)
(coloradoの場合は、coloradoをPCにUSB接続し、colorado本体のGarmin\GPX\CurrentからGPXファイルをPCにコピーし、その後、カシミールを起動して、先程のGPXファイルを開く。)
・カシミールで表示してみて、変な場所に飛んでしまったデータなどがある場合は、おかしなデータを削除し、また、ログが途切れて分割されている場合は、結合する。
・次回山行に備えて、カシミールに保存したら、GPSからトラックデータを削除する。山行前にアップロードしたルートデータもGPSから削除しておく。