2008.10.12−13 山岳耐久レース応援カモシカ山行

メンバー:和名倉山の住人(記)、K◇さん
コース:三頭山都民の森−三頭山東峰ー中央峰−西峰−(笹尾根)−西原峠−笛吹峠
    −日原峠−浅間峠−熊倉山−生藤山−甘草水−上岩(石楯尾神社)
天気:曇り時々月
報告:
 都岳連山岳耐久レースに、M24君が出場するとの事で、その応援を兼ねて笹尾根カモシカ山行を計画した。日曜日の最終バス14:10に乗車すべく五日市13:30頃に着く電車に乗車したが、これに接続する臨時の急行バスがあり、すぐに乗車。中には、やはり応援と思われる人達もいた。

 終点都民の森で下車すると、結構肌寒く、フリースを羽織る。鞘口峠経由で三頭山へ。西峰では、レースのスタッフの方々が、テントを張って、夜通しの準備をされていた。聞くとまだトップは通過していないとの事。先が長いので、あまり長居はせずに出発。避難小屋を過ぎ、西原峠へ向かって下って行く途中で、トップの選手とすれ違った。先頭から100人程度は、皆さん走り屋で、順位を競っていらっしゃるので、とにかく邪魔だけはしない様、極力、道を空けて歩いた。

 走り屋も集団で来るようになると、すれ違いで逆コースの我々も、中々先へ進めなくなるので、左右の樹林帯の中を下るようにした。走り屋集団をやり過ごし、歩きの人達が現れるようになると、この辺にそろそろM24君が居るかもしれないので、なるべくコース伝いに逆走(というより我々は歩いてますが)して、選手達になるべく『こんばんわ』とか『がんばって』とか声を掛けるようにした。何しろ6000人からの参加者がいるそうなので、その中からM24君を見つけるのは至難の業だ。逆に、このコースをカモシカで逆走しているのは、我々だけだろうから、M24君の方から見つけてくれるのを期待して歩く。

 三頭から約4km毎の西原峠、笛吹峠にそれぞれチェックポイント(エイドステーション?)がありここで休んだが、休んでいる間に通過されると分からない。しかし、幸いに笛吹峠を過ぎた所のコース上ですれ違う事ができた。案の定、向こうからこちらを見つけてくれた。このあたりだと、レースの方は、まだまだ半分以上コースが残っているので、あまり長く引き止めず、がんばれと応援だけして別れた。

 これで目的の1つは、果たしたので、それ以降の集団をかわすため、コースを少し外して樹林の中を進み、丸山を巻くあたりまで来ると、大半の選手は通過して、もう残りは、リタイヤ寸前のバテ気味の人達だけになった。日原峠付近で最終ランナーとすれ違い、スタッフ3名が露払いで、しんがりを歩いて来られた。逆コースを歩いている我々の事も気にして声を掛けて下さったので、カモシカで生藤まで行きますと告げて、浅間峠へ向かった。もう道はランナーで踏み固められかなり滑りやすくなっていた。

 浅間峠が、最後のポイントで、スタッフ数十名が撤収作業をし始めていた。ここからは、いよいよ我々2名だけの淋しい山行となる。ここから熊倉山までの登りと、最後の生藤山の登りがきつかった。生藤は予定の0:30を少し過ぎた0:55頃到着。もう、陣馬・景信方面へ行く気力もないので、予定通り石楯尾神社へ下る事にした。長い下りも途中で舗装路になり、私は膝を痛めない様Wストックで下りた。石楯尾神社の付近は道が奇麗に整備され、以前の面影は全く無くなっていた。

 ここからは、いつもはバスで帰る所を、上野原駅まで歩いて帰る事になる。AM3:50上野原着。5:20の始発まで、爆睡して帰った。

GPSデータ →2008.10.12-13三頭-笹尾根-生藤山