2009.8.22−23 蓼科山

【日 程】2009.8.22−23
【コース】ピラタスロープウェイ−坪庭−北横岳−双子池△
     −双子山−大河原峠−前掛山−蓼科山−女神茶屋
【メンバ】渓、雪風、pitagon、K◇、和名倉山の住人(記)
【天 候】晴れ雲多し(高曇りなので展望は良好)、8/23早朝はかなり寒かった
【報 告】
 ツーデー切符5,000円で、各停甲府乗換えで茅野10:05着。バスが10:15発なので、バスに乗るとすぐに出発。ピラタスロープウェイで坪庭へ。一気に寒くなり、別世界へ来たよう。坪庭の溶岩台地を歩き、北横ヒュッテ経由で、北横岳へ。大岳からの下りが、大きな岩の上を飛んで歩くような感じで、岩の間に落ちない様に気を使う。のちに双子池小屋で話しを聞くと、そのコースは登りで使った方が楽だとの事。

 双子池に着くと、ビールで乾杯。水場は南の雄池の水を使う。ここは、湧水の池で、直接流れ出す川は無いが、東側から地面の下を通って佐久側へ浸み出していて、よどんだ溜まり水ではないので、飲料可との事。キャンプサイトは北の池の反対側だ。元々、水はあてにしていなかったので、食料もレトルトカレーとした。渓さんが買ってきたアサリの殻付き高級味噌汁には驚いた。一旦茹でて口の開いた貝5個を真空パックにしてあり、煮込まなくても、熱いお湯を掛けるだけで出来上がるインスタントみそ汁だ。

 夜中に風が強くなり、新人の雪風さんは、良く眠れなかった様だが、寒くも無く快適だった。翌朝はラーメンで簡素に。双子山までは、朝一の登りが続くが、細長い山頂からは、浅間や荒船、北アの鹿島槍、爺ヶ岳、中央アルプスも見えた。

 一旦、大河原峠で車道に出たが、そこから前掛山を経由して、蓼科山荘へ。親子連れなど、沢山の人が休んでいた。さすが百名山だ。ここから30分程急な岩場を超え、左よりに緩やかに登ると、蓼科山の山頂だ。記念撮影をしたら、休んでいる間に体が冷えないように、上着を着込む。風もあり、かなり寒い。360度の好展望を満喫したら下山開始。

 昨日の大岳から双子池への下り程では無いが、石の多い歩き難い下りが続く。暫く急な下りが続いたあと、一旦平になり、笹の尾根を進み、ビーナスライン女神茶屋へ着いた。当初の計画は、八子ヶ峰経由で、白樺湖へ下山する予定だったが、1日3本のラウンドバスが、すぐに来ると判り、バスに乗って温泉経由で帰る事にした。

 昔のエアリアマップでは、滝の湯入口の近くに共同浴場があると書かれているので、滝の湯で下車したが、最新のエアリアでは、共同浴場のマークが親湯の近くに移動していた。ここから親湯に戻る気もせず、滝の湯のすぐ下の小斉の湯に入る。700円。ここは、小さな露天風呂5,6湯が山の斜面に点在し、屋根付き廊下(階段)で、露天風呂まで移動するのが面白い。私は、膝を痛めていたので、いきなりその廊下の階段でつまづいた。

 熱い湯とぬるめの湯の2つの湯船があるが、洗い場が2人分しかないのが難。風呂上がりに入口横のソファで休憩していると、壁の色紙の中に、長谷川恒のサイン色紙を見つけて思わず写真を撮る。15:16のバスで茅野へ。帰りのあずさは、混雑していて、ずっと立って帰って来て、余計に疲れた。


坪庭溶岩台地へいざ出発、北横岳三角点

七つ池、マツムシソウ

双子池(雄池)、小屋前でビール
キャンプサイト

テント泊入門なので、新人はちゃんと設営方法を勉強してね。
蓼科山頂(かなり寒い)大キレットと槍・穂


GPS軌跡は、赤がoregon、黄がVistaHCxだが、ぴったり重なっている。
oregonもvistaも記録性能は互角。画面の広さはoregonに軍配。電池の持ちは圧倒的にvista。
今回oregonには、ビットマップの日本語地図を入れてみた。
この日本語地図は、oregonやcoloradの広い画面には良いが、VistaはUUDの方が見やすい。