2009.9.26−27 南ア仙丈ケ岳

【日程】2009.9.26 - 27
【コース】
9.26:移動日
9.27:北沢駒仙小屋−大平山荘−(藪沢沿い)−馬ノ背ヒュッテ−仙丈ケ岳−小仙丈ケ岳−北沢駒仙小屋
【メンバ】和名倉山の住人、D-toshi、pitagon、BBR(記)
【天気】
9.26:晴れ、深夜雨
9.27:晴れ時々曇り

【報告】
9.26:
北沢峠に12:45着。北沢駒仙小屋のテント場へ移動し、テント設営を行う。小屋の南側が広いテント場になっており、40張り程度のテントが張られていた。北沢駒仙小屋は水が豊富。この日は移動のみ。紅葉が始まっていたので、写真撮影をしたり、青空のもとで談笑をしたりして、ゆっくり過ごす。仙水峠の奥に摩利支天がよく見える。夕飯のハッシュドビーフは水加減もよく、牛肉も多めでとても美味しかった。食後のデザートは○印良品のチャイプリンで、事前に川で冷やして固めておいた。シナモンの風味が良かった。深夜、雨が降った。天気予報では両日とも晴れの予報だったので、少し驚いた。

9.27:
4:30に起床。5:40に出発。途中、長衛荘にて登山計画書を提出し、大平山荘の脇から登山道に取り付く。藪沢に出るまでの登りは急登であった。前夜に雨が降ったので、緑が綺麗であった。藪沢に出てからは、沢沿いの道。登山者が少なく、紅葉も綺麗で良い道であった。後ろを振り返ると、甲斐駒ケ岳が見えたが、残念ながら山頂には雲がかかっていた。藪沢大滝周辺では山道が一部崩れているところがあり、巻き道が造られていた。馬の背ヒュッテを越えて少し進むと、仙丈小屋とカールが見えてきた。紅葉と相まってとても美しい景色であった。仙丈小屋では冬支度が進められていた。頂上は晴れていて、大仙丈ヶ岳と仙塩尾根が遠くまで見渡せた。頂上を過ぎてからは少し曇ったが、小仙丈ヶ岳までは気持ちのいい稜線歩きだった。小仙丈ヶ岳からの下りでは、ナナカマドの赤く染まった葉が印象的だった。樹林帯に入ってからは、途中数回の休憩を取りつつも一気に下る。13:30に北沢駒仙小屋帰着。15:30のバスまで時間があるので、コーヒーを飲みつつ、ゆっくり過ごす。打ち上げは、甲府駅南口の小作にて、ほうとうを食べた。野菜がたっぷり入っていて美味しかった。


駒仙小屋=旧北沢長衛小屋天場から望む摩利支天

馬の背ヒュッテ付近の黄葉は見事でした。

カールにあるのは、仙丈小屋

小屋は冬支度中。階段の右下(2階部分の出っ張った所)は、冬季トイレだそう。
風車の下にあるのが、かつて山頂にあった山名表示板
3033m仙丈ケ岳山頂
後ろは大仙丈ケ岳(大が付くが、仙丈ケ岳より低い)

小仙丈下りの紅葉(ナナカマドとクロマメノキ(ブルーベリーの仲間))


Oregonデータ



大滝の手前の急登が良く判る。