2009.10.17 清八峠−本社ヶ丸−鶴ヶ戸屋山−初狩

10月17日(土) 天気:くもりのち雨
メンバー:CL.pitagon(記)、オベリスク、セスン、和名倉山の住人、K◇、弘法様、ムーミン(新入部員)

 私の第2の故郷である都留市と大月市の境にある本社ヶ丸と鶴ヶ戸屋山に、富士山とリニア実験線を求め登りに行ってきました。

 7:48大月着の電車で集合でしたが、当日参加の7名のうち5名は一本前の電車ですでに集合していた。
 いかにも寝坊しました的な髪型で登場のオベリスクさん(pitagon後輩、都留市在住)や、ちゃんと48分着の電車で集合したK◇さんと全員そろったところで、タクシー2台に分乗し、7:50大月を出発。笹子駅南方にあるリニア用(?)発電所近くの登山口を目指す(8:22到着)。

 登山口にはすでに車が2-3台止まっていた。天気は完全なる曇り。各人準備運動や自己紹介をし、8:28出発。最初はいきなり藪の茂る道を登る。今回YMC初参加のムーミンさんから「本当に道あってるん?」と再三聞かれるほどの道だった。
 急な登りを90分ほど登ると、もうそこは清八峠。本当ならば富士山がバーン!と眼前に見えるはずなのだが、この日は生憎の曇り空だったので三つ峠までしか見えなかった。しかし、富士山のインパクトがなかったおかげとでも言うべきか、紅葉がとても綺麗で、秋をしっかり感じることができた。
 清八峠から本社ヶ丸へは岩場の連続である。エアリアにも危険マークがあるが、慎重に歩けば特に問題はない。10:50 本社ヶ丸山頂へ到着。山頂には大月市、都留市、その他諸々の標識が乱立しており、狭い山頂を余計狭くしていた。

 秀麗富岳十二景と山百の標識前で2回集合写真を撮った。登山口に車が止まっていたがここまで誰一人登山客に会わなかった。まぁ、天気も微妙なのでしょうがないと思っていると、鶴ヶ戸屋方面から一人が登ってきた。声をかけると、彼は外資系企業で働くNICOさんというドイツ人で、日本語が話せないというのに日本語しか書いていないエアリアをちゃんと持参していた。いろいろと話をする中で、私はちゃっかりYMCのHPを紹介した。すると連絡先を教えてくれたので、今度誘ってみようと思う。

 NICOさんと別れ鶴ヶ戸屋に向かう。本社ヶ丸をガクンと下るとあとはダラダラとアップダウンが続き、紅葉した落葉樹や植林された針葉樹の森が続きとても心が和んだ。途中2005年のエアリアにはない宝鉱山や笹子駅へ下りるが3箇所(1377の)出てくる。(2009年度版には記載有。他にも角研山など詳しい地名が追加されている。)
分岐のたびに「下りましょうかー^^」と言う和名倉さんの悪魔のささやきをなんとか振り切り、13:35ようやく鶴ヶ戸屋山頂に到着した。ここではお湯を沸かし和名倉さん、セスンさんがコーヒー、K◇さんがシェルパティーを作ってくれた。山頂には私たち以外に1人男性がいたが、やはり秋の登山シーズンにしては寂しい山頂である。ここでも2回集合写真を撮り、いよいよ初狩へむけて下山する。

 鶴ヶ戸屋を14:30に出発し順調に下っていると、15:00から雨が降り出した。全員カッパを装着しガンガン降りていく。途中林道を横切り、また山に入り最後に沢を渡ると林道に出た。天気が悪かったので神社の背の高い木々に囲まれると真っ暗だった。

 ところで、今回の目的である富士山は天気の関係で見られなかったのはいいとして、リニアはどうだったのかと言うと、駅に向かう途中、リニアのトンネルのようなものをくぐることができた。実際に見るには高川山かもっと都留側の山へ行かないといけないようだ。頑丈に有刺鉄線の巻かれた梯子を見れただけでも2020年?の開通が楽しみある。
 http://linear.jr-central.co.jp/index.html
 17:05に初狩駅に着いたときは雨はもう上がっていた。10分ほどで登り電車が到着したので、都留へ帰るオベリスクと、都留に行きたくなったpitagonは、大月で別れそのまま解散となった。

 新人のムーミンさんは、最初から雨や藪や岩などいろんなシチュエーションが経験できて、有意義な山行だったのではないだろうか。

<気づき>
○大月〜発電所:6200円(TAXI約30分。笹子駅から歩くと90分くらいかかる)
○秋は早め早めの行動を心がけたい。
○リニアの試乗は現在やっていないそうです。
○エアリアは新しいほどいい。


本社ヶ丸
鶴ヶ戸屋山

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