2009.11.28 Mt.Kurami-Mt.Shakushi

2009.11.28(SAT)
メンバー:pitagon(CL)、和名倉山の住人、Yukiさん、Lookさん、ムーミンさん、渓さん、
      K◇さん、弘法様、オベリスクさん(記)、Nicoさん

10月17日に登った秀麗富岳の本社ヶ丸で富士山を全く拝めなかった私は、リベンジと
してまたまた富士見山行を企画しました。今度は目の前を何も遮るものなく富士山が
見れる様、杓子山、倉見山を選びました。倉見山の存在は大学在学中から知ってはい
たものの縁がなく今回初めて登りました。また、今回の山行には本社ヶ丸で知り合っ
たNicoさん(仕事の関係でドイツから日本に来ている)も一緒です!

まず、富士急行東桂駅に集合し、恒例の自己紹介をしてスタート。国道139号を鹿留
入り口まで歩き、左に折れ道なりに行くと、寺の脇の墓地に登山口があります。(看
板があるので目立つ)登山口には唐辛子がなっていました。落ち葉が敷き詰められた
道をザクザク登っていきます。私はこの時期の山梨の山が一番好きです。葉を落とし
た木の間からは青い空が見えて、空気が澄んで下の街もよく見えたりして。空気はピ
ンと張っているのに体はほこほこするのです。さて、ルートは急登や平坦を繰り返し
3ピッチで倉見山山頂へ到着しました。朝、富士急の車窓から白い雪を被った富士山
が見えていたのでかなりの期待をしていた私は、山頂へ着いて言葉を失いました。
「み、見えない・・・!!」眼前に優に裾野を広げて佇むはずの富士山は濃い雲の中
でした。この日の天気は晴れ。気温もぐんぐん上がり、汗ばむほど。そんな中で雲が
もくもくと上がっていったのでしょう。しかし雲のせいではありません。こんな天気
のいい日に倉見山を計画した人のせいです。(悲しすぎてなんだか綾小路きみまろの
漫談みたいになってきました・・・)

残念でしたが、気を取り直し、全員集合写真を撮り、見晴台まで進んで休憩し、ここ
で大きな決断をします。下りるか進むか。当初富士山が見えない場合は倉見山だけで
下りる予定でした。しかし、折角早起きして山梨まできてこのまま帰るのは忍びな
い。しかも、天気は良い。次にここへ来てまた杓子山までの点線ルートを登りたく
なったらどうしよう。いろいろな思いがかけていきました。本心は下りたい気持ちで
一杯でしたが、体は登りたがっていて、折角10人も集まったのですからと先に進むこ
とにしました。

エアリアの点線ルートは和名倉さんの計画で慣れっこだと思っていましたが、やせ尾
根で岩がむき出しの道でした。ちゃんと3点支持すれば問題ないです。しょっぱなか
ら大きな落石があるなど、ちょっとヒヤッとしましたが、新人のムーミンさんや、点
線ルート初体験と思われる弘法様もちゃんと歩いていてとても頼もしく見えました。
Nicoさんはポケットに手を入れながら楽勝で登っていたのでやはりYMCもグローバル
ナンバーワンを目指して頑張らなければと感じました。そんな悪路を3時間くらい歩
くと杓子山の山頂です。薄い期待をしていましたが、結局ここでも富士山は雲の中で
した。山頂にある幸せの鐘を撞きお茶を飲み、早々に後にしました。ここからは高座
山の方に下りる予定を変更し、不動の湯方面に下りました。30分もすれば舗装道で
す。途中大ざ首峠ではパラグライダーが離陸準備をしていました。みんなで離陸を見
守り、皮膚病に効くといわれる霊水不動の湯で汗を流して、下吉田まではタクシーを
呼んで帰りました。次はもっとコースタイムが短い山を企画したいと思います。

不動の湯・・・800円(17:00以降500円) 効能:やけど、切り傷、リウマチ、打撲、
皮膚病
明見タクシー・・・2,000円(不動の湯―下吉田)
パラグライダー・・・1回5分〜60分:16,000円全ては風次第。

8:25東桂駅スタート
8:42/8:45登山口
9:18/9:31休憩
9:43送電線
10:20/10:35休憩
10:52/10:57倉見山山頂
11:02/11:21見晴台
11:28寿駅との分岐
11:50向原峠との分岐
12:00回り道との分岐
12:30/12:48休憩
13:29/13:38休憩
13:48根元神社との分岐
14:18/14:52杓子山山頂
15:12/15;26パラグライダー
15:28大ざ首峠
15:55ゲート
16:13登山口
16:19/17:28不動の湯

【コースタイム:5h44m】


富士山は雲の中にある。確かにあるのだ!    倉見山山頂
見えぬものでもあるんだよ!非破壊検査。

右遠方に雪山が見えた!ほぼ真西なので、荒川(悪沢岳)と赤石岳か。
岩と藪はRFが重要

熊かッ!             住人さん後ろに隠れたって、首から下げたタオルで判るヨ!

上昇気流を掴めば、ロンドンやアンカレッジだって行けるサ!

1/50,000
yellow:setting route
red:garmin Oregon track log -> download 20091128_tracklog


graph

1/25,000
The HigashiKatsura route to the Mt.Kurami (Start point is temple south side)

1/25,000
This map issued at 2006 (Old path data)

the newest map by the Geographical Survey Institute ↓(2009 newest map)

国土地理院最新版地図では、登山道がGPSと一致している。
(というか、国土地理院でも、GPSを持って歩いて、それを元に登山道を修正しているらしい。

use Kashmir3D

map Kashmir3D explain book DVD 「GPSで山登り(GPS de yama nobori)」