2010.9.26 岩殿山

【日 程】2010.09.26(日)
【ルート】猿橋駅9:00〜円通寺跡9:30〜七社権現洞窟9:50〜岩殿山10:30〜兜岩11:20〜稚子落とし12:00〜浅利13:00〜大月駅13:40
【メンバー】pitagon(CL、記)、ikechan、七王子、ぐわし

【報 告】
 個人的にリハビリ山行、脱・夏ばて山行、と銘打って出かけた岩殿山だったが、まさにルーファイあり、舗装路(しかも階段)有、岩場・鎖場・東屋有と盛りだくさんな山だった。
 猿橋駅からの東尾根のコースは、あまり人が通ってないが、エアリア(陣馬・高尾)にはきちんとルートも載っており、ぶっちゃけて言うと、『大月駅』と書かれた大月市設置の道標を遡っていくと登山口に着く、という道だった。

 登山口からは、完全に道がはっきりしており、途中分岐から2分のところにある七社権現の洞窟に寄った。
そこから進んで、また分岐を本丸方面に曲がり本丸へ(曲がらずに行くと直接広場にいける)。ここの道が、藪で結構厳しかった。

 本丸跡には、YBSのアンテナが立っていた。所々史跡には案内の看板が。それを読みながら、昔に思いを馳せながら歩く。9月の風がとても心地よい。そこから少し下って東屋のある広場へ。
 広場は大月駅方面から登ってきた人たちがたくさんいて賑わっている。山ガールもいた!
広場の看板で岩殿山の標高がスカイツリーの634m(ムサシ)と一緒であることが紹介されていて興味深かった。
全員で集合写真を撮って先に進む。

 久々に山に登ったので、pitagonはすでに足がパンパン。しかし、ここからが岩殿山の核心とも言える兜岩、稚子落としである。兜岩はロープや足場が打ち込んであったので、なんとか登る。登るたびに大月市街が眼下に広がりとても気持ちいい。

 そして稚子落としは、本当に何メートルも断崖絶壁が続き、こんな自然美が駅近くにあったことに一同驚く。
稚子落としは、特に厳しい道はなく、ただ、崖に近づくと結構足がすくむのである。
 稚子落としで昼ごはんを食べ、(ちょうど12時のチャイムもなったので)そこからは、浅利の集落へ、1時間もかからずに下った。浅利からは、バスがあるが、時間が合わなかったので(歩いても40分くらい)、大月駅まで歩くことにした。
 駅前が開発でだいぶ雰囲気がかわっている。コンビニでビールを買って、高尾行きのボックス席に大人4人がギューギューに座り、美味しいビールを飲んで帰京となった。

 大月駅から岩殿山を見てみると、兜岩、稚子落としはちょうど隠れて見えなくなっている。うーん。だから気づかなかったのか。
眼下に広がる大月の街
烽火台


ムサシ634mは東京スカイツリーと同じ高さ
カニのタテバイ
マッターホルンよりも急かぃな?
稚子落とし、夫婦で行く時は常に背後に気を付けよう!
完璧な絶壁!

『ハィ、チーズ、あっ、もうちょっと右へ寄ってくれる?』
『こっ、これ以上前へ出られましぇーん。』