2011.4.2 御岳山(長尾平東屋清掃登山)

【日 程】2011.4.2(3/11震災後の初登山)
【ルート】武蔵五日市(バス)8:20−大岳鍾乳洞入口8:45−サルギ尾根−上高岩山11:20
     −芥場峠(凍った雪道で滑り易い)−長尾平12:15−御岳神社12:44−紅葉屋12:55〜13:55
     −日ノ出山14:33−日ノ出北尾根−御嶽駅16:14
【メンバ】ikechan、七王子、巴、和名倉山の住人(記)
【報 告】
 今回は2011.3.11の震災後の初山行。まだまだ交通の便が安定していないので、遠出はせず、原点に返って御岳山に行くことにした。紅葉屋さんも、地震後1週間は、青梅線やケーブルカーの運休などで、大変だったようだ。お店自体には被害はなかったそう。
 五日市までのJR、五日市からのバスも、休日ダイヤ通りで、瀬音の湯の広告の描かれたミニバスで、大岳鍾乳洞入口で下車。養沢神社で安全を祈願して神社右手の登山道を上る。かつては、道がハッキリせず、左手の墓地裏の竹林を直登したが、現在は立派な道が出来ている。とはいえ、最初はえらい急登が続く。
 一しきり上るとやっと、傾斜は緩くなるが、登りが続く事に変わりはない。時折、樹間に御岳山の神社を望みながら登り、920mを越えると一旦下りになり、鞍部に下りて少し平坦になった後で、今回の一番の急登になる。この急登を登り切ると、上高岩山手前の展望台に着く。ここは1000mを超えていて、長尾平も下に見える。この先(登山道から右手に数歩入った所)に上高岩山1010.8mがあり、ここから養沢方面へ踏み跡があるが、かなりの急のようだ。
 再び登山道に戻り次の1030mのピークは左手を巻いて、芥場峠へ出る。ここからが、冬場の難路で、雪が踏み固められて、融けずに残っている。半透明に凍りついた所を避け、白い色の部分に足を置いて、慎重に下る。ジグザグに下って、橋を渡ると急に残雪は無くなる。
 この先、奥の院の下をぐるりと巻く道になり、天狗の腰掛け杉(樹齢350年)を過ぎると間もなく長尾平の分岐に出る。これを右へ入ると長尾平のあずま屋がある。石垣の排水溝の掃除と、東屋を掃いて清掃をする。
 昼は紅葉屋でとる予定だが、その前に、御岳神社に立寄りお参りをしてから下る。紅葉屋さん到着は、13時少し前だったので、お客さんは3組位しかいなかった。紅葉屋の御主人からはフキノトウとカンゾウの天麩羅をいただき、また、各自そばを注文して、美味しくいただいた。ここで、もう一つの目的の義援金を集める。今回の山行参加4名と、ハヤブサさんから、又、pitagonさん管理の忘年会のプール金も合わせて、1万1千円の義援金が集まった。
 紅葉屋さんでは1時間程休んで、御主人の蕎麦打ちも見学してから、下山開始。帰りは日ノ出山へ廻って、北尾根を下る。日ノ出山頂から1時間程で琴平瀧の石碑のあるバス道まで下山。川を渡って川沿いの遊歩道を歩いて、御嶽駅へ。私以外は、もう1駅歩いて、沢ノ井の酒を買って帰った。


展望台からの御岳神社
大岳山
御岳神社(右手の人は?他人です。)
紅葉屋さんの蕎麦打ち

トントントントンとリズム良く切って行く。
蕎麦を切る時には、下にかなり多めのそば粉を敷いていた。


GPS dakota20軌跡(電源は途中で入れたため、最初の方の軌跡は無い)
紅葉屋さんで休憩中は、軌跡が途切れ、3分割していたので、カシミールで軌跡を連結した。