2010.7.26 ブライトホルン高度順応訓練

【日 程】2010.7.26
【コース】ツェルマットーマッターホルングレッチャーパラダイスーブライトホルン(往復)
【メンバ】Ikechan、BBR、和名倉山の住人
 昨日、チューリッヒから移動してツェルマットに入った。日本を出発する日の朝に氷河特急の事故のニュースが飛び込んで来て、心配していたが、25日には、開通したようである。事故現場は、Vispより東側なので、我々が通って来た路線ではなかったので、事故現場は確認できなかった。ただ、この列車に乗っているのが大半は日本人観光客との事で、けがをされた方などが心配である。
 ツェルマットに着き、日本人コーディネータと合流して、アパートの説明を受ける。契約をその場でするのかと思っていたが、もう話しは付いているようで、アパートの利用方法、ゴミの出し方などを確認したにとどまった。その後、町まで歩いて行き街中を歩いてから、教会前でガイドのセバスチャンと合流。
 まずは、装備の確認をしたいとの事で、一緒にアパートに行き装備を見てもらう。7/26は、ヘルメットは不要でアイゼン、ピッケル、ハーネスは必要。他にサングラス、水、行動食等。夕食を一緒にして、我々がおごらなければならないのかと思っていたが、装備を確認されたら、明日の集合時間と場所を告げられ、あっさり、アパートでバイバイとの事。
 翌朝、約束の教会前に、8:15集合して、セバスチャンと合流し、ゴンドラのチケットを買う。スイスフレキシーセーバーパスを利用し、ガイドの切符も含め4人分の往復切符を180SFrで購入。ゴンドラは乗換えなしでロープウェイの駅まで行ける。最後のロープウェイは、スキー客で東京の電車並みだねとセバスチャンが言っていた。パラダイス駅(旧名クラインマッターホルン)へ着くとガスが出て寒く、まずはコーヒーを飲んでゆっくり休んでから出発。
 先頭がガイド、セカンドがBBRさん、3番目がIkechanさん、最後が私で1本のザイルに繋がって歩く。ガイドはゆっくり、ゆっくり行きましょうと言っていたが、何ぁに、とんでもない位速かった。最初のプラトーはゆっくり歩いていたが、その先、傾斜が急になると、こちらが4000m越えてハーハーしているのに、どんどん登って行く、ルートはハーフトラバースかと思ったが、明日にpolluxで岩場を歩く予定なので、今日はブライトホルンのノーマルルートだった。最後の登りで、先行パーティの後ろを着いていたので、少しペースが落ちたもののとにかく速く登った。
 山頂に着くとブライトホルンは晴れていて、周囲の山が見渡せたが、残念ながらマッターホルンだけは雲の中で、時折肩の稜線だけが見えていて、それをバックに写真を撮った。しばし休憩をして高度に慣らしてから下山開始。下りは、ガイドが上で、私が先頭で下りたが、プラトーからは、ガイドが先頭になって、これまた猛スピードでロープウェイ駅まで帰って来た。


Garmin Dakota20 トラック
マッターホルングレッチャーパラダイス駅(旧クラインマッターホルン駅)から、Tバーリフト沿いに南下し、ブライトホルンプラトーで東に向きを変え、北東のブライトホルン西峰(4164m)に向けて登り出す。4000m付近のクレパスを避けてジグザグに登っているのが判る。(下の写真と見比べると良く判ると思う。)


クラインマッターホルン駅からブライトホルンを望む

ブライトホルンの登り(2つのクレパスを避けて登る)

マッターホルンは雲の中(ブライトホルン山頂にて)

ツェルマットーマッターホルングレッチャーパラダイス 180SFr(ガイド1+3名フレキシーパス利用)