2010.7.31 ユングフラウ(トップ・オブ・ヨーロッパ)

 今日は観光です。5時半の朝一の電車でZermattを出発し、シュピーツ、インタラーケンオスト、ラウターブルンネン、クライネシャイデック経由(時計周り)で、ユングフラウヨッホへ10時着。ここは、登山電車で登れるヨーロッパで一番高い所ということで、キャッチフレーズもトップ・オブ・ヨーロッパ!
 元々1886.4.1スイスの新聞にユングフラウ山頂まで鉄道を敷くという一大プロジェクトが報じられたが、これは、単なるエイプリルフールのジョークに過ぎなかった。ところが、当時5つ星ホテルのオーナーで国会議員のザイラーが、これを実現させようと動き出し、1912年(日本は大正元年)に、開通した。(2012年は、創業100周年なので、是非、皆さんも行って見ては、いかがですか)

 ユングフラウ鉄道は、アイガーグレッチャー(氷河)駅から上は、アイガーの北壁の中に彫られたトンネル区間で、途中にアイガーバンド駅、アイスメイアー駅があり、電車は、それぞれ5分程停車するが、何も放送が入らないので、停まったら直ぐに降りて、横穴通路で、アイガー北壁に開いた窓から外の景色を眺めて、直ぐに電車へ戻ろう。
 終点は、ユングフラウヨッホ駅。前方の階段を登ると、雪原(ちゃんと、案内板に「雪原」とか「食堂」と日本語で書かれている)に出て、ユングフラウの山々や、氷河が見渡せる。ここで、十分展望を楽しんでから、食事とする。食堂は、下の階がセルフサービスのビッフェスタイルで、スパゲティや、ソーセージなど17-20SFr程度で食べられる。上の階はちゃんとしたレストランで、30-45SFrもするので、セルフで十分だ。ソーセージも付け合せのポテトが大量にあり、それだけで満腹になるほど。女性なら1人前を2人で分けても十分な位。
 腹が満たされたら、長いトンネルを通って、スフィンクス展望台へ移動、ここのデッキからの眺めも素晴らしい。今回は、Zermattからの往復日帰り観光なので、長居せずに帰りの電車に乗車。クライネシャイデックまでは、往路を戻り、ここから、往きのラウターブルンネンとは反対方向のグリンデルワルトへ向かう。
 グリンデルワルトも、日本人には人気の街だが、Zermattに比べ、非常にこじんまりとした街で、歩いて街外れの教会まで行って見る。土産物屋は、アーミーナイフの店が多く、また、ストック(トレッキングポール)などは、Zermattより安かった。ベントのピッケルのお店も探したが、BHENTという看板の工場があり、閉まっていたので確認できなかったが、多分、ここかと思う。
 帰りは、Vispで、18時だったので、ガイドのアンドレアスへTELすると、8/2が天気が悪いが、8/3-4が良い天気なので、ここで登れるだろうとの事。ガイド2名を頼んで、また、8/2の雨の状況を判断して8/2夜に再度連絡する事となった。
 今日は、観光地を移動したため、疲れていたので、日本から送ったソバを食べて、寝ることにした。
氷のトンネル
Top of Europa
寒いのでフリース着てます。
雪原に出て
左展望レストラン、中央は氷河

ユングフラウ

見よ!このポテトの量!
窓の外は氷河です。
スフィンクス展望デッキ
日本人が多い〜!
アイガーバンド駅(北壁に開いた窓から景色を)
日本人ツアーの添乗員の話しによると、ここは、トンネルを掘った土砂を捨てた穴らしい。
もう1つのアイスメイヤー駅は、アイガー北壁の映画に出てきた、ヒロインが友人を助けようと外に出た穴で、駅員の宿泊所のようなものも、映画と同じようにありました。

クライネシャイデックから3山を眺める。