読地図超々入門
1.地図の種類
1.山登りで使う地図は、3種類ある。
(1)国土地理院の2万5千分の1地形図
(2)登山、ハイキング地図
(昭文社「山と高原地図(エアリアマップ)」) 他
(3)電子化地図
(カシミール3D)地図データは書籍付属DVDや、ウォッちず等利用
(TrekkingMapEditor)ウォッちず利用
2.購入可能場所
(1)国土地理院2万5千図は、大手本屋「紀伊国屋」「三省堂」「書泉グランデ」等
または、登山用品店「ICI石井スポーツ」「カモシカスポーツ」等
吉祥寺では、ゆざわや、パルコの書籍売場
(2)昭文社「山と高原地図」は、比較的多くの本屋で売っている
3.各地図の違いと特徴
(1)2万5千図の特徴
・地形が正確。植生等も参考になる。
・登山道などは、不正確な場合がある。
・更新周期が遅い。(情報が古い)
☆読地図、藪漕ぎ、雪山では、2万5千図が必須。
(2)登山、ハイキング地図の特徴
・登山道が正確に書かれている。
・コースタイムも参考になる。
・駐車スペース、温泉、コンビニ等の情報が豊富。
・耐水紙で雨濡れに強い。
・縮尺が5万とかなので、地形は判別が難しい。
・昭文社は更新周期が早く、もし間違いを見つけたら、昭文社へ指摘しましょう。
(今まで、間違いを指摘したら、最新版では直っていますと回答された事あり。)
☆裏面の広範囲の地図は、山座同定に利用。
(3)電子化地図の特徴(地図データ「ウォちず」は(1)を電子化したもの)
・カシミールは、GPSとの連携に必須。ルート作成で利用。比高断面作成可
・TrekkingMapEditorは、きれいに印刷すれば、2万5千図の代用として利用可。
水濡れ厳禁。
(本屋で2万5千図が手に入らない時は、TrekkingMapEditorを印刷して持って行く。)
※山行前には(3)カシミールを利用。
山行には(1),(2),(また(1)が無い時(3)のTrekkingMapEditor)を持参。
山行から帰ったら、GPS軌跡データを(3)カシミールに保存。